売れる車と売れない車

突然ですが、皆さんは日本を代表する輸送機器メーカー
「ホンダ」の「グレイス」「ジェイド」「シビックセダン」の3車種が
販売終了になるというのはご存知でしょうか。

 

そこで、今回は、その販売終了の理由から
「廃れていく車」と「生き続ける車」について考えていきます。

販売終了する理由を考える

 

7月から8月に「販売終了」が予定されている上記の3車種
「車種整理」という理由がありますが
実際の所は「売れていない」という点が販売終了に至った原因でしょう。

この3車種は販売台数は芳しくなかったというのが事実です。

簡単に言ってしまえば
売れないのに加え、コストはかかるから捨ててまえ。」
ということです。

では、次に「売れない理由」を考えてみます。

販売終了する「ホンダ車」のどのような点が
明確でないのか1台ずつ解説していきます。

ジェイド

出典:https://www.honda.co.jp/

 

一言で言ってしまえば中途半端過ぎるという点が原因だと考えます。
「ミニバン」が欲しいと思っている人が
人権のない3列目を持ったミニバンを買うはずがないのです。

立体駐車場に入る以外に買う理由が見つかりません。

では、2列仕様にしてみてはいかがでしょうか?

そうです、2列シート仕様の「ジェイド」にしても
ホンダには「シャトル」があります。

シャトル」の5ナンバーサイズの
使い勝手」と「荷室空間」を見てしまえば
ジェイド」の立場は、ますます薄くなります。

3列仕様にしても2列仕様にしても今ひとつの実用性です。

グレイス

出典:https://www.honda.co.jp/

ハッチバック車ベースのセダンが売れないというのは、
過去の流れから既に解りきっていることだと思います。

人気が無いのなら、他にない特徴を出せば良かったのに
残念ながら、、「グレイス」は特徴に乏しい車です。

例えば、「高級感」を演出したグレードや「スポーティーさ」を演出した
スポーツセダン風なグレード等、アイデアは出せたはず。

要するに、プラスアルファの何かが足りないのです。

シビックセダン

出典:https://www.honda.co.jp/

 

「シビック」のはグレード展開の少なさに問題があると思います。

グレードは1つしかなく、安いともいえない価格…。

更にエコ志向の方には「インサイト」という選択肢もあり
立場が曖昧になっているという問題があります。

つまり、誰が欲しがるのかピンとこないのです。

廉価グレードの設定やFFだけでなく
4WD等もあれば、更にユーザーの幅を拡げられたと思います。

3台の共通点

そしてこれらの上記の3台に車に共通する点があります。

・明確なキャラクターがない

・ユーザーの希望と違うコンセプト

これらの点から「曖昧な立ち位置」の車で
使いにくい」車は誰も欲しがらないのです。

車だけの話ではなく、他の製品にも共通していえる事です。

必要性のないモノ、使いにくいモノは廃れていくのです。

この3車種のように「海外向け」が主なモデルは日本では受けない
というジンクスもこのような理由があるのだと思います。

あくまでも個人的な感想ですが、
キャラクター」と「コンセプト」の2つを兼ね備えているのが
先日100周年を迎えた「スズキ」だと思っています。

エポックメイキング
新たな価値観を生み出す「スズキ」は凄いメーカーです。

初代アルト」や「ワゴンR」,「ソリオ」等、
ユーザーの気持ちがよく解っているなと感じます。

出典:https://car-days.fun/blog/

 

出典:https://www.webcg.net/

 

現在の車の売れ行き

 

2020年4月の「自動車販売台数」を見ていくと
意外にも新しくないモデルが多く見受けられるのです。

トヨタ シエンタ」や「アルファード」,「ホンダ フリード」等…。

これらの車は正に「ユーザー想いの車」といえます。

使い勝手」や「パワートレイン」等、
ユーザーの欲しいモノが解っている車たちです。

だからこそ、デビューから数年経った今でも、売れていくのだと思います。

出典:https://toyokeizai.net/

 

出典:https://kakaku.com/

まとめ

 

今回は、ホンダの「3車種 販売終了」から
売れる車と売れない車」というテーマで
どのような車が売れ、どのような車が廃れるのか考えてみました。

売れる車」には理由があり、「売れない車」にも理由があるのです。