F1の名門ウィリアムズは「ベストオブレスト」になれないのか?

私はF1ファン初心者ですが、よくレース結果を見るとウィリアムズがポイント圏内に入っているところを見る機会は少ないです。

そこで何故ウィリアムズがポイント圏内に入れないのか?を初心者なりに解説してみたいと思います。

Williams FW42

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ウィリアムズとは?

 

出典:https://formula1-data.com/

 

ウィリアムズはF1ファンならご存知の通り名門チームです。

これまでに、コンストラクターズタイトル 9回、ドライバーズタイトル 8回という、フェラーリやマクラーレンと並ぶほどチームです。かつて、アラン・プロストデイモン・ヒルも所属していたチームです。

しかし近年、マシンに恵まれず、2019年はわずか1ポイントという非常に厳しい結果になりました。

 

①クルマ

 

出典:https://www.mercedesamgf1.com/

 

昨年のウィリアムズFW42のエンジンは「メルセデス M10 EQ POWER+」という、メルセデスからエンジン供給がされている、非常にパワーのあるエンジンです。

これだけ見ると、ウィリアムズもとても強いチームなのではないかと思うのですが、エンジンだけでは勝てません。

空力面に関しても、他のマシンと比べてもそこまで大差もなく十分競えるレベルです。

しかしF1を見ていると、コーナリングに難があったり、よくタイヤの問題でピットに入っているところをよく見ます。

そらく大きな原因としては、グリップに問題があるといえるでしょう。

F1ではクルマのタイヤに熱を入れられるようにセッティングしないと、レースで勝負することができないのです。

 

②チーム力

 

出典:https://formula1-data.com/


チーム力で言えば、
F1で戦っていくのにまず必要なのは資金力、資金を使ってメカニックやドライバー、クルマの開発をしています。

当然資金を増やすためには、スポンサーが必要になります。ウィリアムズのメインスポンサーは「ROkit」という通信企業です。

年間で25億円のスポンサー料をウィリアムズに支払っています。ほかには日本でも制汗剤などで知られるRexoneで年間のスポンサー料は推定で18とされています。

ウィリアムズの2019年のスポンサー収入は、全体で約65億円と名門チームとは思えないほど規模が縮小しています。

さらに分配金があるのですが、コンストラクターズ10位なのでウィリアムズに回るお金は多くありません。

そしてチームの年間必要予算が100億程度は必要とされています。ですので、大赤字なのです。これでは勝てるマシンを作るには程遠いです…

 

③ドライバー

 

出典:https://formula1-data.com/

 


ウィリアムズのレギュラードライバーは、かつて
30代のベテランを起用しており、保守的と言われていましたが、近年は新人ドライバーを起用することが多くなってきたのです。これには、チームの資金難が影響を受けています。

そして、ランス・ストロールセルゲイ・シロトキンなど、資金力を持った、いわゆる「ペイドライバー」を起用することが増えてきています。

2019年こそ、ロバート・クビサというベテランドライバーを起用していましたが、もう一人のドライバーはジョージ・ラッセルという新人ドライバーを起用しています。

これには、新人ドライバーを起用することで契約金を削減し、マシンの開発費等に回すという決断だと、個人的に考えます。

しかし、新人ドライバーを起用することは、早くからF1を走ることによって経験を積むという利点がある一方で、F1マシンに乗りなれていない為、フィードバックやマシンの開発力が乏しいのです。

 

まとめ

 

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こういった三つの要素が少しでも欠けているとF1コンマ何秒かを競う世界では、戦うのが厳しくなってくるのです。

2020年のシーズンも厳しい戦いになると思うのですが、ウィリアムズにはいつの日にか必ず、かつて名門と呼ばれたくらいまで復活してもらいたいです。