【命がけのF1サーカス】モタスポ漫画の名作 〜赤いペガサス〜

F1やモータースポーツが日本でまだまだマイナーだった1970年代。その時代に一つのF1漫画が連載されました。

その作品の名は「赤いペガサス」

あまりにもリアルで、そして熱くさせた名作は40年以上たった今でも、色褪せることはありません。

今回はこの「赤いペガサス」について記していこうと思います。

 

はじめに

 

今や日本のみならず、世界でも多くの方が読まれている「漫画」。日本の作品が各々の国の言葉で翻訳され、国境を超えて魅力を伝えています。では、その中で「」や「モータースポーツ」といったものを題材にしたものはどんなものがあったのでしょうか?

日本では1970年代に「スーパーカーブーム」が起こりました。その時代に連載されたのが「サーキットの狼」。主人公の風吹裕也の繰り出すテクニックやロータス・ヨーロッパに憧れた方も多いのではないでしょうか?

1995年には「ドリフト」を世界的に広めた、と言ってもいい「頭文字D」が登場。アニメ化や映画化までされ、圧倒的な支持を得ました。この作品がなければトヨタ86が誕生することもなかったでしょう。

この2つの作品以外にも「capeta(カペタ)」「F」「よろしくメカドック」といった作品もありました。

では、これらの作品と「赤いペガサス」はどこが違うのでしょうか?まずは物語のあらすじからご紹介します。

 

あらすじ

 

物語の舞台となるのは1977年のF1世界選手権。架空の企業「サンダーボルトエンジニアリング(SVE)」が、F1マシンを自社開発し参戦することから始まります。一人はアメリカ人のロック・ベアードという選手に決まりますが、もう1台のマシンに乗るドライバーは未定でした。

しかしSVEのオーナーは1人のドライバーを推薦します。

この赤馬研こそが「赤いペガサス」の主人公であり、SVEチームのもう1人のドライバーなのです。実は赤馬研は日系英国人(物語上ではケン・アカバと表記されることが多い)で「赤いペガサス」というのは彼の異名でもあります。

しかし、彼にはレースをするのにはとてつもないリスクを他のレーサーよりも背負っていました。血液型です。

彼の血液型は「ボンベイ・ブラッド」という実在するもので、世界でも10数人しか保有していない極めて稀なもの。これだけのリスクを背負いながらも、彼は自らが感じるあこがれに熱い血をたぎらせ、死のF1サーカスを戦っていくのです。

 

ケンに挑むライバルたち

 

「熱いペガサス」ではケンに挑むライバルが数多くいます。マリオ・アンドレッティニキ・ラウダジェームス・ハントジョディ・シェクターロニー・ピーターソンジョン・ワトソンエマーソン・フィッティパルディなど、1970年代のF1を彩ったドライバーがケンに挑んできます。

 

 

ジェームス・ハント

マリオ・アンドレッティ

ロニー・ピーターソン&ジョン・ワトソン

ドライバーだけでなく、ロータス78ティレルP34フェラーリ312T2といった名車も登場し、ブランズハッチゾルダーキャラミ富士といった当時のコースでレースを繰り広げます。

漫画を読んでいるだけで1970年代のF1の世界に入り込むことができ、当時の過酷さや時代背景を知ることができます。どのドライバーも勝利のために命を燃やして挑戦していく姿がカッコよく、読み手を熱くさせる展開になっています。

 

まとめ

 

今回はあくまでも作品紹介を目的としたものなので、具体的な内容を明かすことを極力避けました。実際、この作品は紹介したこと以外にも数多くのものにスポットライトを当てている作品です。

恋、政治、交錯する人間模様、そして仲間の死………..この作品を読んだ時、きっとF1やモータースポーツに対する見方が変わると思います。

もし今回の記事で興味が沸いた、という方はぜひお読み頂けたら幸いです。お読み頂きありがとうございました。