僕が考える「2019年、マクラーレンが速くなった理由」〜後編〜

こんにちは、Yuです!今回は、先日投稿した記事の後編を書いていきたいと思います。まだ前編をお読みになっていない方は、 僕が考える「2019年、マクラーレンが速くなった理由」〜前編〜 を先にお読みください!

後編では、2019年から新しく就任したアンドレアス・ザイドルがどのようにしてマクラーレンを強くしたのかということから書いていきます!

 

2019年、マクラーレンが速くなった理由その3:ザイドル加入による組織の改革。

 

前編で、僕はマクラーレンが速くなった1番の立役者はザイドルだと話しました。

では、ザイドルは何をしてマクラーレンを強くしたのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?

彼が、今まで数年間に渡って不調だったマクラーレンを速くした理由は、チームの組織を改革したことです。

彼の加入前のマクラーレンは、言ってしまえば「上司の言うことは絶対」みたいな感じの組織でした。

現場のエンジニアや、メカニック達が、自分たちの意見を十分に述べることができない。

なぜなら上司が怖いからです。そういった組織になってしまっていたからです。

「こうした方がいいと思うけど怒られたらどうしよう…」

少し大袈裟な感じもしますが、そんな感じで以前のマクラーレンはエンジニアやメカニック達の力を存分に発揮できず、チームの雰囲気も良いはずがないですから、中団トップ争いを全く戦うことができませんでした。

しかし、2019年からは、ザイドルの加入によってチームは一新しました。

元々ポルシェのWECのチームで監督を務めていたことは前編でも述べたかと思いますが、その時もWECダブルタイトル3連覇ル・マン24時間レースも3連覇を達成するという素晴らしい成績を残しました。

 

 

WECで同じLMP1クラスとして出場していた、トヨタを応援していた方も多くいらっしゃるとは思いますが、いつもポルシェはトヨタの最強のライバルとして走っていましたよね。

なので、ジャンルは違えどレースチーム監督としては非常に優秀な人物だったのです。

そんな彼が、マクラーレンという大規模な組織をまとめ直し、リーダーシップを発揮してチームを改革したのです。

先ほど、以前のマクラーレンは上司の言うことは絶対という風に表現しましたが、現在のフェラーリもそのような組織なのではないかと思います。

フェラーリはお偉いさんの権力が非常に大きい上、そのお偉いさん同士で意見が食い違っていることも多々あり、チームが全くまとまっていなかったのではないかと僕は考えます。

どのようにチームがまとまっていないかというと、2018年のシーズンオフ、当時チーム代表を務めていたマウリツィオ・アリバベーネと、当時テクニカルディレクターであったマッティア・ビノットとの間に意見の食い違いが起こり、一触即発の対立状態にあったのです。

出典:https://www.grandprix247.com

 

この記事を前編も通して読んでいただいている方なら、チームを仕切る人たちがこんな対立をしていては、チームは強くなるはずがない。ということをお分かりの人も多いのではないでしょうか。

他にも、2019年にはフェラーリのお偉いさんの中でベッテル先行派とルクレール先行派が別れたり…と、一言で言えば「チームがまとまってない」という状態にフェラーリはなってしまっているので、タイトルとも遠ざかってしまっているのではないかと考えました。

ちょっと本題から逸れてしまったかもしれませんが、ちょっと豆知識(?)的な形でお伝えできたかなと思います。

さて、マクラーレンの話に戻すと、ザイドルがリーダーシップを発揮し、チームをまとめることが出来たことで、エンジニアやメカニック達は自分の力を存分に発揮でき、ドライバーとの関係も非常に良いことから、チームのパフォーマンスも雰囲気も上がったのではないかなと考えました。

 

今年は中団トップを死守。そして勝負の2021年へ。

 

先日マクラーレンは、2020年型マシンであるMCL35を発表しました。

出典:https://formulaspy.com

 

このマシンで戦う2020年の目標は、トップ3チームに追いつくことではなく、中団トップである、コンストラクターズ4位を目指すことだとザイドルは語っています。

昨シーズンで非常に進化を見せたマクラーレンでも、やはりトップとの差は大きいと考えているようです。

となるとマクラーレンの勝負は、大幅なレギュレーション変更が行われる2021年シーズン以降であると思われます。

その年からマクラーレンは、パワーユニットをルノーからメルセデスに変更することにより更なるパワーアップが見込まるので、注目のしどころではないでしょうか!

マクラーレンのドライバーが表彰台の真ん中に立っている姿を、僕はまだリアルタイムで見たことがないので是非とも見てみたいものです。

 

さいごに

 

さて、僕の初めての記事となった、「2019年、マクラーレンが速くなった理由」シリーズ、後編が終了しましたが、いかがだったでしょうか!

まだまだ執筆経験を積んでいない中で書いたので、是非とも感想なども頂ければと思います。

これからも、楽しいF1の記事をどんどん書いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

お読み頂き、ありがとうございました!

Yu