【史上最高価格】紅旗・S9に迫ります。

日本への上陸が決まった紅旗は、先日、上海モーターショーで『紅旗(ホンチー)・S9』をデビューさせました。

中国車史上 最高価格

 

出典:http://www.faw.com/

 

2019年、フランクフルトモーターショーにて、中国建国70周年を記念した、一際目立つハイパーカーが発表されました。

その名も紅旗・S9

当時、発表されたモデルは、コンセプトモデルではありましたが、技術力を全てを注ぎ込んだ様なスペックや、他社には真似できないデザインを持ち、多くの人の注目を集め、生産モデルの発表に更に期待を寄せました。

 

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そして、先日、2021年上海モーターショーで生産モデルの『S9』の発表され、コンセプトモデル発表時のスペックはそのままに、日常に溶け込めるデザインに落とし込まれた外内装のデザインは、更に多くのファンを作った様に感じます。

何より驚くのは、販売価格。

グングンの成長を見せる、中国自動車市場ですが、今回発表された『紅旗 S9』は驚異の1000万元(1億6600万円)

今回は、そんな中国車史上 最高額の称号を持った『紅旗・S9』に注目してみます。

デザインと性能

 

出典:https://www.volkswagen.de/

 

市販化モデルは、コンセプトモデルとデザインが大きく異なりますが、どちらもデザインの指揮をとったのは、『フォルクスワーゲン・シロッコ(画像:上)』や『アウディ・TT』などを手掛けた、ワルテル・デ・シルヴァ氏。

2007年から2015年まで、フォルクスワーゲングループ全体のデザイン責任者を務めた重鎮が、設計に携わっただけあって、ヨーロッパのハイパーカーと比べてみても、引け取りません。

 

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また、市販モデルではカラーリングも、全体的にレッドを採用し、フロントやサイドにはブラックを使用することで、引き締まった印象を演出しています。

 

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個人的には、コンセプトモデルで採用されていたエメラルドグリーンも好みでしたが、実際に市販モデルでデザインが変更され、カラーリングも全く別のものになると、新鮮さを覚え、同個体としての印象ではなく、全く別の車両であるかの様に感じさせてくれています。

 

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更に、コンセプトモデルでは『デロリアン・DMC-12』や『メルセデス ベンツ・SLS AMG』を連想させる「ガルウィング・ドア」が採用されていましたが、市販モデルでは、『ラ・フェラーリ』などと同じ「バタフライ・ドア」を採用しております。

 

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コンセプトモデルと軸は同じでも、より現実味を帯びた状態で発表された、市販化モデルの『S9』。

しかし、殆ど変更を加えられていない性能面は、「大きな排気量のエンジンを積んでいます!」と言う訳でもなく、V8エンジンターボエンジンに複数の電気モーターを組みわせたプラグインハイブリット(PHEV)を採用しています。

PHEVだと思って侮るなかれ。

 

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最高出力は1400馬力と、やはり数値を見れば意味わからんほどのハイパーカーです。

更に、最高時速は400km/h以上で、0-100km/hの加速は1.9秒となっています。

 

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最近発表される自動車の中には、最高時速が500km/hであることを謳ったり、0-100km/hの加速性能で2秒を割る車両も増えており、完全に感覚が麻痺していますが、『紅旗・S9』も確実に化け物です。

生産台数は、発表当初、70台と告知されていましたが、99台に増えております。

ご購入を希望なさっている方、29台の増産は、チャンスですよ!!(笑)

紅旗の本気

 

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今回、発表された『紅旗・S9』は、最高時速400km/h越え、0-100km/hの加速時間は1.9秒、生産台数99台と、概要だけ見ても、ただの化け物であり、デザインを見ても、他社の有名なハイパーカーと肩を並べるほど、今後も注目すべき、面白い車両だなと感じました。

更に、紅旗の母体である第一汽車(FAW)は、米国のEVスタートアップである「シルクEV」とイタリアの政府との間で合弁会社の設立の発表を行い、今後も高級自動車部門や、それに伴うEVの開発に力を入れていることが、コレらのニュースを見るだけで、理解できる気がします。

しかも、その投資額も14億ドル(約1500億円)

本気度が伺えます。

そんな、合弁会社との力の結集として、今後も開発される紅旗の超高級ライン『S シリーズ(S9を含む)』は、今後も数々のモデルを量産していくとのことです。

 

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莫大な資本を元に、歴史を塗り替えるほどの変革期を迎えている中国の自動車業界。

そこに、賛否は付きものですが、個人的には、非常に面白くなっていくのではないかと思っています。

日本国内でも『紅旗・H9』の導入も決まり、徐々に受け入れられながらも、今までの想定の範疇を超え、動き出した中国車。

今後も、更に自動車業界を盛り上げてくれることを考えると、目が離せない様な気がします。