グッドウッドにも出場予定のBEV直線番長
MGは、電動スーパーカーコンセプト『EXE181』を北京モーターショー2024で世界初公開しました。
最高速415km/hと抗力係数(Cd値)0.181を目指し、将来的には0~100km/h加速が1秒以下になることを目標としています。
この『EXE181』という車名は、1959年に発表されたMGの同名のコンセプトカーのリバイバルモデルであることも示しています。当時の『EXE181』も最高速記録に挑戦しており、アメリカ人レーシングドライバーのフィル・ヒル氏がステアリングを握り、時速254.91マイル(時速410km)という記録を残しています。
今回発表された『EXE181』のボディ形状は曲面を多用した流線型で、直線での速さを追い求める以上、空気抵抗を極力減らすべくウイング等を省いたクリーンなエクステリアとなっています。また、インテリアではチェック柄を採用するなど、イギリスにルーツを持つブランドならではの遊び心も感じられます。
設計は、SAICモーター英国アドバンストデザインセンターが担当しており、電気時代のスピードに対するMGブランドの追求と探究を示していると説明しています。
『EXE181』は北京モーターショー2024での世界初公開された後、今年7月にはグッドウッドスピードフェスティバル2024でのデビューも予定されています。