◆新社長・イヴァン エスピノーサ体制のもと、「新生日産」が本格始動

日産自動車は2025年4月22日、新たなブランド戦略の一環として、公式ブランドサイトを刷新し、俳優の鈴木亮平さんを新ブランドアンバサダーに起用したことを発表しました。
この動きは、就任から間もなく1ヶ月を迎えるイヴァン エスピノーサ新社長のリーダーシップのもとで進められており、「新生日産」の始動を強く印象づける施策となっています。
◆新ブランドメッセージ「やっぱりクルマはグッッッッッっとこないと。」を発表
同日には、新たなブランドコミュニケーションとして「やっぱりクルマはグッッッッッっとこないと。」を掲げたTVCM「心にグッッッッッっとくるクルマ」篇も公開。
日産が届ける“走る喜び”や“感情に響くドライビング体験”を重視したメッセージで、幅広いユーザー層に向けた強いアピールとなっています。
鈴木亮平さんは、「“他がやらぬことをやる”という日産の理念に共感して、僕もこれからどんどん新しいことにチャレンジしていこうと思っております。とはいえ、まだアンバサダーなりたてですので知らないことの方が多いです。ですので皆さんと一緒にこれからワクワクを追いかけていけたらなと思っております!」とコメントを寄せています。
◆2026年度に発売予定の新型「エルグランド」のデザインを一部公開

日産自動車は4月22日、ブランドの新たなコミュニケーションを発表するイベント「NISSAN START AGAIN 2025」にて、新型『エルグランド』のデザインの一部を公開しました。プレミアムミニバンのパイオニアであるエルグランドの最新モデルは2026年度の発売が予定されています。
初代エルグランドは1997年に登場し、高級感のある広々とした室内と快適な乗り心地を実現し、ミニバンの新たな市場を開拓。長時間のドライブでも快適な座席や、存在感あふれるスタイリングが特徴で、数多くのユーザーに支持されています。

4代目となる新型エルグランドは、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」の第3世代を採用。
同車には新開発の発電専用1.5リッターエンジンを搭載しており、このパワートレインは、モーターやインバーターなどの5つの主要部品をモジュール化した「5-in-1」設計により軽量化され、燃費の向上と静粛性の強化を実現しています。




現在、トヨタの『アルファード』や『ヴェルファイア』が圧倒的なシェアを持つプレミアムミニバン市場において、エルグランドの新型モデルはどのようなインパクトをもたらすのか。日産の新しいフラッグシップモデルとも言える新型エルグランドの登場に注目が集まります。
◆日産の国内戦略:2026年度までに4車種を投入へ
日産の日本マーケティング&セールス担当杉本氏は次のようにコメント。
「日産は2026年度までに国内で4車種の新型車を投入予定です。エルグランドについても熱意をもって開発を進めており、
お客様に心からご満足いただける製品に仕上げるべく、準備を進めています。」
また、「ドライビングプレジャーを提供するため、今後もお客様の声を真摯に受け止め、製品ラインアップの拡充を図ってまいります」と語っています。