【ついにダイハツ再始動!】ダイハツから新型「ムーヴ」が発売!スライドドア採用の大幅刷新

「ムーヴ」30周年の節目に大変革

ダイハツは6月5日、軽乗用車『ムーヴ』をフルモデルチェンジし、発売しました。1995年に誕生してから、累計販売台数340万台を超えるダイハツの基幹車種として進化を続けてきましたが、30年の節目を迎えたタイミングで、大きな変化を遂げました。

7代目となる新型『ムーヴ』は、「メリハリ堅実層」と呼ばれる、合理性とこだわりをもって商品を選ぶ世代をターゲットに設定。「今の私にジャストフィット 毎日頼れる堅実スライドドアワゴン」をコンセプトに掲げ、軽自動車としての魅力を全方位で大きく向上させています。

特に大きな変更点として『ムーヴ』としては初めてスライドドアを採用しており、これにより利便性と快適性が飛躍的に向上しています。

動き出す姿が美しい、端正で凛々しいデザイン

新型『ムーヴ』のデザインコンセプトは「ムーヴらしい“動く姿が美しい”端正で凛々しいデザイン」で、機能とスタイルを両立させた質感高いデザインが徹底的に追求されています。

エクステリアではフロントからリアへのキャラクターラインや、動きのあるフェンダー、リアピラーによって躍動感を表現。グリルとヘッドランプをシームレスに組み合わせることで、大胆かつ先進的な印象を与えています。

一方で、初代から採用され続けている縦型リアコンビネーションランプは、ムーヴの伝統を象徴する特徴として継承されています。

広い視界と上品なインテリア

インテリアは、シンプルにまとめられたインパネや低く設定されたオーディオ位置によって広い前方視界を確保。シートは上品な色合いと素材で仕立ての良さを表現し、快適な居心地を提供しています。

カラーバリエーションは、生活に馴染み、長く使える定番色を中心に、ドライブシーンを魅力的に演出する2トーンカラーも加えた全13色を展開しており、新たに開発された新色「グレースブラウンクリスタルマイカ」も設定されました。

さらに、メーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせることで、大人のスポーティさを演出する「ダンディスポーツスタイル」と、上品さや上質さを強化した「ノーブルシックスタイル」といったアナザースタイルも楽しむことができます。

DNGAによる高い基本性能と最新の安全性能

走行面では、ダイハツのDNGAプラットフォームをベースに、専用のチューニングを施すことで、きびきびとした軽快な走りが実現。

低速から高速まで、よりストレスのない加速性能を実現するためにRSグレードにはターボエンジンとD-CVTが搭載され、高速道路や山間路でも余裕のある力強い加速が可能となっています。

また『ムーヴ』専用に設定されたサスペンションやショックアブソーバー、ステアリング特性により、すっきりした乗り心地と機敏な操縦安定性を提供します。

WLTCモード燃費は、最高22.6km/L(2WD/CVT/NAエンジン搭載グレード)を達成し、快適な走りと低燃費を両立。

安全面では、17種類の予防安全機能を備えた「スマートアシスト」を採用。最新のステレオカメラ搭載により、衝突警報・衝突回避支援ブレーキ機能が夜間歩行者検知や追従二輪車検知に対応し、検知距離・対応速度も向上しています。またACCも採用され、運転時の疲労を軽減します。

さらに、最新の「ダイハツコネクト」も採用され、スマートアシストの作動回数を表示する「スマアシレポート」やドアロック忘れなどを通知する「うっかりアシスト」を新設定するなど、ユーザーをサポートする機能が充実しています。

スライドドアと充実装備で利便性・快適性が向上

近年高まるニーズに応え、新型ムーヴでは全グレードに後席スライドドアを標準採用。これにより、狭い場所での開閉や、乗員の乗り降り、荷物の積み下ろしが容易になっています。

パワースライドドア(RS・G・Xグレードで設定)には、閉まりきる前にドアロックを予約できる「タッチ&ゴーロック機能」や、車両に近づくだけで自動でドアが開く「ウェルカムオープン機能」を搭載し、両手が塞がっている際も快適な乗り降りを実現。

使い勝手の良いポケッテリアとパッケージングも特長で、運転席・助手席を中心に収納アイテムが充実。デッキボード下には靴や小物に最適なラゲージアンダーボックスを設定し、背の高い荷物も積載可能です。また、十分な前後乗員間距離(1,055mm)を確保し、後席でもゆとりのある高い居住性を実現しています。

快適なドライブをサポートする機能・装備も充実しており、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能、運転席・助手席シートヒーター、360°スーパーUV&IRカットガラスなどが、すべての乗員の快適な車内空間をサポートします。

また、ワイヤレス対応のApple CarPlayやAndroid Auto機能を搭載した9インチディスプレイオーディオもメーカーオプションで設定され、車内での利便性がさらに高まっています。

進化した魅力と求めやすい価格の両立

新型『ムーヴ』は、スライドドアの採用や優れた基本性能・燃費、充実した快適で便利な機能・装備など、軽自動車に求められる魅力を全方位で進化させながらも、135万円台(税込)からというリーズナブルな価格を実現。

量販グレードのX(2WD)でも150万円(税込)を切る価格設定となっており、軽自動車の新たなスタンダードになることを目指しています。

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Editor

Hej Hej!東京在住のクルマ大好き人間のRioです!サイクリングも音楽も好きな大学1年生(06世代)です。くるまマイスター検定1級。モータージャーナリストを志して「より多くの人にクルマの楽しさを知ってもらい、クルマのファンを増やす」をコンセプトに自動車ライターとして活動中!