トヨタ、アウトドア志向の新型BEV「bZ Woodland」を世界初公開!日本にも導入へ

高い走破性と余裕ある車内スペースを確保

トヨタは、アウトドアにインスパイアされたスタイルを持つ新型BEV『bZ Woodland』を発表しました。このモデルは、タフなスタイルと機能性、そして電動パワートレインで冒険心を体現するとしています。

『bZ Woodland』は標準でAWDとX-MODEを装備し、合計システム出力は375馬力を発揮。メーカー推定の航続距離は最大260マイル(約418km)とされています。また、8.3インチ(約21cm)の最低地上高3,500ポンド(約1,588kg)の牽引能力を備え、オールテレインタイヤも選択可能です。

BEV専用のプラットフォームであるe-TNGAプラットフォームにより、広々としたキャビン空間と、30立方フィート(約850リットル)以上の容量を持つカーゴエリアを確保。標準装備のルーフレールは、荷物や自転車ラックなどのアクセサリーに対応し、さらなる実用性を提供します。

モダンかつタフなデザインイメージ、機能性も高水準

デザインは、ハンマーヘッド形状のフロントエンドや一文字型のライトといったbZシリーズの特徴を残しつつ、ブラックオーバーフェンダーを追加し、力強いスタンスを強調。また、専用の18インチアルミホイールは、モダンでありながらタフな印象を与えています。

インテリアには標準でSofTexトリムのシートが採用され、内装色には「Stone Brown」と「Black」を設定。14インチのトヨタオーディオマルチメディアタッチスクリーンが標準装備され、ワイヤレスのApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応しています。

さらに、プレミアムパッケージを選択すると、JBLプレミアムオーディオやパノラミックムーンルーフ、ベンチレーション機能付きフロントシートなどが追加されます。

充実の安全運転支援機能

総容量74.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、理想的な条件下では、DC急速充電により約30分でバッテリー容量の10%から80%まで充電可能です。また、寒冷地での充電効率を高めるバッテリーのプリコンディショニング機能や、回生ブレーキの強さを調整できるステアリングパドルも装備されています.

安全機能として、トヨタの予防安全・運転支援機能パッケージであるToyota Safety Sense 3.0を搭載しています。これには、プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付ダイナミックレーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシストなどが含まれます。

加えて、ブラインドスポットモニターリアクロストラフィックアラートパノラミックビューモニター(マルチテレインモニター付)セーフティイグジットアラートなども標準装備されています。

2026年春頃には国内でも発売予定

北米市場での発売は2026年初頭を予定しています。また、日本向けモデルである『bZ4X Touring』についても、2026年春頃に日本国内で発売する予定です。

トヨタは「マルチパスウェイ」の取り組みを一層加速すべく、「bZ」シリーズや『C-HR』とともに、北米市場で主要となるSUVをカバーできるBEVラインアップとして新型車『bZ Woodland』を投入するとしています。

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Editor

Hej Hej!東京在住のクルマ大好き人間のRioです!サイクリングも音楽も好きな大学1年生(06世代)です。くるまマイスター検定1級。モータージャーナリストを志して「より多くの人にクルマの楽しさを知ってもらい、クルマのファンを増やす」をコンセプトに自動車ライターとして活動中!