スニーカーをイメージ!?日産「キックス」が世界初公開

デザインコンセプトは「ストリートで映える高級スニーカー」

日産自動車は3月22日、コンパクトSUV『キックス』の新型モデルを北米市場で発表しました。

北米市場で展開する従来モデルの『キックス』は、1.6リッターのガソリンエンジンを搭載していましたが、新型『キックス』では、最高出力141PS/最大トルク190Nmを発生する直列4気筒 2.0リッターエンジンを搭載。トランスミッションには最新のCVT(エクストロニック・トランスミッション)を組み合わせています。

また、北米向けの『キックス』として初となる4WDを「S」「SV」「SR」のすべてのグレードに設定したほか、ドライビングモードに滑りやすい路面に特化した「SNOW」を設定し、4WDとビークルダイナミックコントロールシステムを緻密に制御することで、雪道で安心した走りを提供。さらに、最低地上高はセグメントトップとなる8.4インチとし、悪路や雪道での高い走破性を実現させたとしています。

エクステリアは大胆かつ力強い印象となっています。特にボディサイドのデザインには、高級スニーカーのソールからインスパイアされた立体的な形状が施されるなど、ストリートで映える高級スニーカーをコンセプトにしたデザインが採用されています。すっきりとしたボディ上部と、ワイドに張り出されたスクエアな形状のフェンダーの対比や、フルLEDのテールライトをフェンダーに沿って配置し、テールゲートが分割しているかのようなデザインが新型『キックス』の外装の大きな特徴となっています。

インテリアでは、メーターとナビにデュアルスクリーンが設定され、『キックス』としては初めて全席にゼログラビティシートを採用することで、ドライブにおける乗員の疲労を軽減。また、オプションとなる電動パノラミックサンルーフは風切り音を低減する薄型デザインが採用され、明るさと開放感をもたらすとしています。さらに、室内に最大4つのUSB Type-Cポートや、前方センターコンソールにワイヤレス充電器を装備。「SRプレミアムパッケージ」には、Bose Personal Plus 10スピーカーオーディオシステムが搭載され、運転席だけでなく、助手席にもヘッドレストスピーカーが採用されています。

北米市場では2024年夏以降の発売を予定しており、価格は発売日近くに発表するとしています。日本市場への導入は公式には予告されていませんが、その際はe-POWERを搭載して登場するであろう新型『キックス』。日本仕様の進化にも注目が集まります。

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Editor

Hej Hej!東京在住のクルマ大好き人間のRioです!サイクリングも音楽も好きな高3(06)です。くるまマイスター検定1級。モータージャーナリストを志して「より多くの人にクルマの楽しさを知ってもらい、クルマのファンを増やす」をコンセプトに活動中!