改良前モデルのユーザーの声を反映
ロールス・ロイスは5月7日、SUVモデル『カリナン』の改良新型となる『カリナン Series II』を欧州で発表しました
改良新型には、先進的なデジタルインターフェース「SPIRIT」と会員制アプリ「Whispers」を組み込んでいるほか、インテリアには新しいクロックキャビネットケースや植物由来の素材を採用するなど、ラグジュアリーの新たな基準を打ち立てるとしています。
エクステリアは、新しいエアインテークデザインやイルミネーテッドパルテノングリルなどが特徴的です。また、大型の23インチホイールや新色の「エンペラドールトリュフ」が設定されるなど、威風堂々とした存在感に磨きをかけています。
インテリアでは、新しいインストルメントパネルやインフォメーションディスプレイが導入され、後席のコネクティビティも引き上げられました。さらに「スピリット・オブ・エクスタシー」を配した新しいクロックキャビネットケースや、個性を映し出すイルミネーテッドフェイシアパネルも新しいデザインにアップデートされ、より近代的な内装に仕立てられています。
室内には、デュアリティツイル仕上げの新しいシートが採用され、220万のステッチと約18kmにおよぶ糸が使用されているほか、10万7000個のパーフォレーションを取り入れた新しいシートパターンを採用。
よりパフォーマンスを追求した「ブラック・バッジ」には、排気量6.75リッターのV型12気筒ガソリンツインターボエンジンが搭載され、最大出力600ps、最大トルク900Nmを発生します。
また、カリナンの成功を受け継ぐべく、「Series I」での顧客の用途や声を反映し、各部のブラッシュアップが行われたとしています。