【ゼロヒャク4.6秒の韋駄天モデルも】BMWから新型「X3」が世界初公開!

現段階ではBEVモデルは設定なし

BMWは6月19日、4世代目となる新型SUV『X3』を欧州で発表しました。パワートレインにおいては、PHEVを除くすべてのモデルに48Vマイルドハイブリッドシステムが採用されました。

ベースグレードの「20 xドライブ」は、2.0Lの4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力208ps0-100km/h加速7.8秒を達成。「20d xドライブ」は、2.0Lの4気筒ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力197ps0-100km/h加速は7.7秒を実現しています。また、2025年夏には直列6気筒ディーゼルエンジンが追加される予定です。

PHEVの「30e xドライブ」は、2.0Lの4気筒ガソリンエンジン、8速ステップトロニックAT、電気モーターを組み合わせ、合計出力299psを発揮。電気のみでの航続距離はWLTPサイクルで81~90kmとなっています。Mパフォーマンスモデルの「M50 xドライブ」は、3.0Lの直列6気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載し、最高出力398ps0-100km/h加速は4.6秒となっています。

一方、BEVモデルは2025年に新プラットフォームをベースとするBEV(ノイエ・クラッセXコンセプトの市販モデル)が登場するため、今回の発表には含まれていません。

新型『X3』は、BMWの最新デザイン言語を採用しています。ボディサイズは全長4755mm、全幅1920mm、全高1660mmで、前モデルに比べて34mm長く、29mm広く、25mm低くなっており、その結果、より力強くスポーティな印象を与えています。

フロントデザインは、大きなキドニーグリルが特徴となっており、縦と斜めのラインを基調としたデコラティブパネルが新しいアクセントとなっています。オプションのBMWアイコニックグローはグリルを光らせることでよりキャラクターを強調しているほか、LEDヘッドライトはL字型の重なるデザインを採用し、アダプティブLEDヘッドライトやMシャドウラインライトも選択可能となっています。

サイドスカートからリアエンドに伸びるルーフラインは、新型『X3』のスポーティなシルエットを際立たせます。リアにはダイナミックなデザインのホイールアーチがあり、ワイド感を演出。リアウィンドウはフラッシュマウントされており、長いルーフスポイラーと隣接するサイドエアディフレクターに囲まれており、全体をスタイリッシュなイメージで纏めています

新型『X3』のインテリアは、BMWカーブドディスプレイ、BMWインタラクションバー、フラットボトムのステアリングホイール、新しいデザインのギアセレクターレバーを特徴としています。アンビエントライトは、センターコンソールとドアトリムに対照的な色が配置されるなど、かなりビビットで斬新な内装に仕立てられています。

荷室の容量は570リットルで、後席を折りたたむことで最大1700リットルまで拡大することが可能です。標準装備として、エコニア素材を使用した電動調整機能やヒーターが内蔵されたスポーツシートを採用。オプションでは、ベガンザやBMWインディビジュアルメリノレザーのシートを選ぶこともできます。また、BMWブランドとしては初めて、リサイクルポリエステルを使用したメーターパネルもオプションで用意されています。

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Editor

Hej Hej!東京在住のクルマ大好き人間のRioです!サイクリングも音楽も好きな高3(06)です。くるまマイスター検定1級。モータージャーナリストを志して「より多くの人にクルマの楽しさを知ってもらい、クルマのファンを増やす」をコンセプトに活動中!