CarBoon-カーボン- 始まります

新たな時代のカーウェブメディア、始まります。

業界全体、さまざまな媒体で言われている「若者の自動車離れ」とは、一体なんなのでしょうか。その言葉が生まれてから、どれだけの月日が経ったのでしょうか。

私たちの身近な人生の先輩方にお話を聞くと、それは2000年台前半からだと言います。

現在は2023年。約20年も前からそのような事が言われ続けている中でも、自動車産業は日々発展し、進化を続けています。

「若者の車離れ」という問題に対しての直接的な理由は多くあり、経済的な理由、趣味の多様化、その時代の若者の行動の変化、モビリティの進化により不要になっている、市場の縮小など、いろいろな見方がある中で、自動車業界に関わる全ての人、車を愛する全ての人が、その問題に対し知恵を絞って、モータリゼーションの発展に尽力しています。

我々CarBoonは、その問題に対し「若者のリアルな声」をお届けするウェブメディアとして、業界の内外にコンテンツを発信していきます。

…と、難しいコトバを並べても、何だかかしこまってしまうだけなので、もっと柔らかくご説明します(笑)

この記事はひたすら文章のみになってしまうので、ちょっと気分転換に代表の愛車のカッコいい写真を載せておきます

このCarBoonの前身となった同メディアは「学生がお届けするカーウェブメディア」として。2019年に設立されました。

さまざまな方々に賛否をいただき、皆様のアドバイス・ご意見とともに成長を続けて参りましたが、2021年に事実上の休止となります。

その後2年の休止期間を経て生まれ変わったのが、今回新たにスタートを切る”新生CarBoon”です。

何をやるの?どんな事をするの?と思われる方、いらっしゃると思います。

漠然とした言い方をすると「クルマの楽しさをより沢山の方に知っていただきたい」という言葉でまとめられるのですが、もう少しこみ入った所でお話をしましょう

三者三様のカスタム

前述でもあったように、”若者のクルマ離れ”は年々深刻になっていると言われています。それにはさまざまな要因があると言われていますが、もう20年もの間、同じ事が言われ続けている中で、その問題を解決させる為には、何が必要なのでしょうか。

これは持論なのですが、自動車保有率や購入の意識調査などでは、さまざまなジャンルで見て、ひと昔前に比べて”数字として”減っているのは事実ですが、「クルマ好きの若者」の数はそう減っていないと思っています(個人の感想です)

これは私自身の持論なので、(個人の感想です)とでも入れておきましょう。

時代の変化や経済の動向により、クルマ人気全盛期と言われていた1980年代~1990年代と比べ、現在の若者は多くの費用をクルマにかける事はせず、安分守己なクルマ選びをする方が多い傾向にあります。

それは、自動車以外のモビリティの進化などによって、クルマを軸とした体験の優先順位が下がった事や、そもそもクルマを所有するメリットがなくなったなど、いろいろな理由があると考えています。

また、実際に若者のクルマ離れを認識するきっかけとなっているのは”少子高齢化”問題が関係しているのではないでしょうか。

クルマ全盛期の1980年代と”クルマ離れ”が始まったとされる2000年代半頃の若者の数で比較すると、20代の若者の人口は約300万人も減少しています。

その後は緩やかではありますが、減少の一途を辿っており、クルマの購入率なども一緒に減少し、より顕著に”若者のクルマ離れ”が認識される事となります。

また、今後は”少子高齢化社会”の中で、団塊世代の方々がクルマを手放される時代になっていき、自動車産業はより便利な世の中へシフトチェンジされていきます。

そのような社会になると、さまざまなジャンルの自動車業界(製造・アフターマーケット・モータースポーツまで)は多大な影響を受ける事となると予想しています。

サーキットもガンガンに走れます

ここで、先ほど「クルマ好きな若者の数は減っていないと思っている」と書きました。

「それは根拠があって言ったのか!」と言われると…特にありません(笑)

実際私たちの周りにいる若者の多くはクルマを愛していますし、クルマ離れをしているという認識はサラサラありません。

編集長である私は、いろいろな自動車メディア・サイトで執筆をしていたり、業界内のさまざまなお仕事をしている関係で、多くのカーショー、サーキットに足しげく通っていますが、現地で目立つのは「子供連れの家族」「学生」です。

それは、クルマの業界にいる当事者だからという事もあると思いますが、肌感として”クルマ好きの若者は減っている”ということはあまり感じる事がないのです。

だったらもっと「クルマ離れの当事者」である私たち若者が、さまざまな視点からクルマのことを発信していって、より多くの方にクルマに対して興味を持ってもらい、業界全体を微力ながら底上げしたくないか!?という、我々CarBoon運営メンバーの熱い思いから、始まりました。

長くなってごめん、上手いこと流すところは流して読んでください…(笑)

そして、今回の再始動にあたり、各所からそれぞれ得意分野を持ったクルマ好きを集め、”クルマの楽しさ”や”面白さ”を業界の内外に発信することを実現できるチームを作りました。

今後はそのチームメンバーもご紹介する機会があると思いますので、詳細はその時をお待ちくださいませ。

いっぱいルノー

ちなみに、読みは「カーボン」です。「カーブーン」ではありません。Oが1つ多いですが、”ボン”と読んでください。

以前のCarBoonでは名前の由来も説明させていただいていたので、知らない方はいないと思いますが、一応こちらでも。

『Car(クルマ)』と『Boon(ブーン)(子供がよく使うクルマの擬音)』をかけ合わせて作られた造語が『CarBoon-カーボン-』です。

うーん、単純。

そんなこんなで長々といろいろな事を書き連ねてきましたが、最後に1つ、私たちが一番大切にしている指針を伝えさせてください。

それは、「作り手が楽しい事をする」という事。

CarBoonのどのコンテンツも、「お届けする我々が楽しんで制作したものを読者に見ていただきたい」という一心で、発信しています。

「こいつら面白いコトやってんなー」と思っていただけるようなモノを生み出していけるよう、日々進化していきますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

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Editor

セイタローのアバター セイタロー 代表/編集長

CarBoonを含め、自動車関係のウェブサイトをいくつか運営してたり色々やってる大学生です。1つはカテゴリ日本一だったりします。
物心ついた時から車好きで、現在の愛車はルノーメガーヌR.S.。