ニュル特化のドライブモードも完備
フォルクスワーゲンは5月31日、高性能ハッチバック『ゴルフGTI』の改良新型モデルのさらなる高性能仕様である『ゴルフGTI クラブスポーツ』を欧州で発表しました。
『ゴルフGTI クラブスポーツ』は、新たなフロントエンドデザイン、標準のLEDプラスヘッドライト、初導入のイルミネーション付きVWロゴ、そして大型のルーフスポイラーを主な特徴としています。
新たに追加された19インチの「クイーンズタウン」アルミホイールや、選択可能なオプションの19インチ「ウォーメナウ」鍛造ホイールは、軽量化を実現し、ばね下重量を削減してパフォーマンスを向上させます。また、新しいマルチファンクションレザースポーツステアリングホイールとインフォテインメントシステムが導入され、スポーツ走行時の誤操作を抑制しています。
パワートレインは、「EA888 LK3 evo4」型の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを採用しており、300psの出力と400Nmのトルクを発揮。この力は電子制御された前輪ディファレンシャルロックを通じて路面に伝達されます。。
「DCCアダプティブシャシーコントロール」はオプションとして用意されています。特別なドライビングプロファイルである「スペシャル」では、ニュルブルクリンクの特性に合わせてシステムを調整し、最高のパフォーマンスを提供するとしています。
この最強のGTIモデルのパフォーマンスは、0-100km/h加速が5.6秒。最高速度は250km/hでリミッターが作動しますが、レースパッケージを選択することで、最高速度を267km/hまで引き上げることができます。