こんにちは、初めまして!しおんです。詳しい自己紹介は僕のXを見ていただくとして…初めて皆さまにお届けする1本目の記事は、スズキ クロスビーの徹底レビューです!
僕のことを知っている人はわかると思いますが、僕の家車、両親が乗っている車がクロスビーなんです。今回は僕の母(通称ママくる)にも協力してもらって徹底レビューをさせていただきます!
※今回レビューする車種は1型のため、現行モデルとエクステリアやインテリアに違いがあります。
“まんまるデザイン”なエクステリア
ボディカラーは ミネラルグレーメタリック 3トーンコーデ
まずボディサイズです!全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mmとなっています。
数字だけ見ると”コンパクトにまとまっている普通車…”と思うかもしれませんが、実車を見るとワイドに見えます。ドアのセンターが凹んでいて、フェンダーがかなり張り出しているため大きく見える視覚効果がかなり効いているデザインです。フロントグリルは蜂の巣の六角形のデザインで、名前の”BEE(蜂)”を表現している部分の1つですね。
リアのデザインは、かなり特徴的ではないでしょうか、かなり丸みを帯びています。ハスラーはストンと落ちるデザインなので見比べると結構違うと思います。
クロスオーバーを体現、”無骨”と”ポップ”が合わさるインテリア
インパネとドアパネルの一部が”アイボリー”になっているためポップなデザインに。
落ち着いた内装デザインが好みの方には、現行の3型に用意されている『ブラウンアクセントパッケージ』を選択すると、若者ポップな印象から、大人めシックな印象に変わります。ドライバー見える場所のデザインは、運転中に一番目に入る部分であるので、こだわりたいポイントの一つですね。
エアコンの吹き出し口もヘッドライトと同じ形をしていて面白いですよね!
ちなみにエアコン繋がりで言うと…エアコンの操作パネルは使いやすすぎます。めちゃくちゃいい。
ひとつひとつのボタンが大きく、ちゃんと仕切られてるためブラインドタッチがかなりしやすいです。これも、運転にまだ慣れていない方なども安心です。
重要な要素である”使い勝手”
ドリンクホルダーは前席に6つ、後席にはHYBRID MV、MZの2グレードにはパーソナルテーブルが装着されるため8つもあります。
スズキおなじみの助手席下の収納ももちろんあります。うちはいまいち使い方がわからなくてナンバー隠しを入れてますが…。
これまでに画像を見られてきた中で、もうお気づきの方もいるのではないでしょうか…。そうです。この車「かなり収納少なめ」なのです。気持ちばかりの小物入れは、入る容量が ちょっと物足りないかな…という感じ。
一番気になるのは後席、前席にあった気持ち程度の小物入れすらありません。ドアの部分は取っ手が貫通しているため収納できず、ここが結構困るポイント…
差し色がアクセント!現行では廃止となったイエローベースのシート
シートパイピングは3型で廃止されたイエローです。こちらは3型(現行モデル)でイエロー系統のボディカラーが廃止されたため、カタログ落ちしてしまいました。このイエローのシート、現行でも残して欲しかったなぁ…。
HYBRID MZのブラウンアクセントパッケージ非装着車、HYBRID MVは撥水加工のシートになるため汚れも簡単に拭き取ることができます。
そしてシートの柄も車名の蜂(BEE)から蜂の巣の六角形のデザインとなっています。フロントグリルと統一されて可愛い推しポイント。
助手席のシートの硬さは柔らかめです。長時間乗ると腰痛は出やすいかな…という印象。少なくとも隣で運転している母は「長距離を走ると腰にくるかな…」という評価です。シート左右にある張り出しも少し浅く、身体をしっかり固定するものではないので、安定感は少し物足りないかもしれません。ただ、スポーツモデルではないので、街乗りから中〜長距離を運転することを考えると、このくらいがいい塩梅なのではないかと感じます。
小さい見た目からのギャップ!優秀な居住性
さて、お次はリアの居住性に関して!ここは、このクロスビーの中で一番推したいポイントです。このクルマをよく運転する母の身長は158cm、僕の身長は171cmということを加味すると…
目一杯後席を前に出し、足を伸ばした状態で膝前は拳1.5個、頭上は拳2.5個入ります。
目一杯後席を後ろにし足を伸ばすと、膝前は拳4個、頭上は拳3個の余裕が。
何回も後ろに人を乗せてきましたが、狭いと言われたことはなく、ドアの開口部がかなり広く取られているため、非常に乗り降りしやすいです。
ちょっと残念な容量…荷室の使い勝手には難あり!
後席を一番後ろに倒した状態では、軽自動車と同じくらいの容量でしょうか。ただ、一番前に後席を移動させると、余裕があるくらいに広くなります。また、下にある紐を上に持ち上げると多くが収納できるスペースが出てきます。こちらのスペースは駆動方式によってサイズが変わります(2WDでは81L、4WDでは37L)
モーターのアシストもあって案外悪くない!走行性能
まずパワートレイン。1L直列3気筒ターボエンジン(99PS)+モーター(3.1PS)となっており、モーターの恩恵もあるからか、同じセグメントのクルマと比較しても、不自由ないでしょう。
そしてトランスミッションは6速ATです。この見た目でCVTじゃないので、CVT特有の「変速のない引っ張る感じ」が苦手な方も問題なく乗れると思います。
加速にいたっては、”マイルドハイブリッド”の恩恵もあるのか発進時はかなりパワフルです。
4WDではスポーツモードも用意されています。聞くところによるとこのスポーツモードを使うために4WDを選んだ人もいるとか… ぜひ2WDにも用意していただきたいところですね。
総評:初めてのクルマにも最適!いい子なんです
まず最初に、クロスビーは超いい車!!
タイトルのように『デカハスラー』と言われることも多いですが、軽自動車のハスラーと比べると、やっぱりクロスビーなりの余裕を感じられます。
実際に街を走るクロスビーに目を向けてみると、若い方が乗っていることが多い印象です。確かに、サイズも小さい分、シティユースでは凄く便利で、初心者でも安心安全な車格。僕は免許を持っていて、同じセグメントのクルマを検討していたとしたら、一番に候補に上がるクルマであることには違いないでしょう…。