はじめまして!この度CarBoonのライターとして参加させていただくことになりました「ばんばん」と申します。初心者ライターなので拙い文章になるとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
1本目の記事となる今回、運営メンバーとして自己紹介も必要かな…と思いつつ、どのような記事を書こうかなと悩んだ結果、「CarBoonに携わっている人はこんなクルマの好みをしているんだよ!!」ということも伝えたくなったので、僭越ながら私の自己紹介も兼ねた愛車遍歴をお届けします。
クルマを購入するにあたって考えたポイントや悩んだところなど、実際に今後クルマを所有しようと思っている方々にも参考になればと…思います。何を購入し現在何に乗っているのかは、サムネイルでネタバレしていますが、早速1台目からご紹介しましょう。
【人生初の愛車:スズキ ジムニー(JA12)】

私の初めての愛車はスズキ ジムニー(JA12)です。
”非常事態用”として実家で放置されていたジムニーが私の初めての愛車です。
放置されていたのでクリアはげ、サビ、クーラーが効かない、隙間風が容赦なく入ってくる、などいろいろと不便な車でした。
しかし乗りなれてくると、ちいさなボディサイズおかげで街中はもちろん、ちょっとした林道を探検することができたり、小排気量ゆえにパワーを使いきれる楽しさや、アクセルを離した後に「プシューーー!」というターボ車ならではのバックタービン音など車の原始的な楽しさを学びました。




また、キャンプの時にはリアシートを収納することで見た目からは想像できない積載性を有していたり、純正のキャリアにハンモックをくくりつけることが出来たり、自分の考え次第でいろんな使い方ができちゃいます!
【初めての趣味車:MINI JOHN COOPER WORKS(R56)】
さて、続いて2台目の愛車となったのが『MINI JOHN COOPER WORKS(R56)』です。




この車はいろいろと縁があって私のもとにやってきた車です。
私からすると初めての現代車。ジムニーにはなかった、今では当たり前の快適装備の数々に驚きました。
また初めてのスポーツカーということもあり、その走行性能の高さには魅了されました。
1200㎏の車重に211psを叩き出す1.6Lターボエンジン。もうこれだけで楽しさが伝わると思います。
乗り味もいわゆるゴーカートフィーリング。超クイックなハンドリングでコーナーに飛び込んで、トルクもりもりのパワーでコーナーを抜けていく。サウンドもやる気に満ち溢れた音でアクセルを離すとアフターファイヤーの「パンパン!」という気持ちのいい音が聞こえてきます。
またこの車にはスポーツモードが搭載されており、それをオンにするとステアリングが重く、さらにクイックになりステアリングを切れば切るほど曲がるようになります。またアクセルの反応が良くなるのか出力が上がるのかアクセルペダルの感度が良くなり、車との一体感がさらに高まります。
【現在の愛車:MG MGB】




そして現在の私の愛車は『MG MGB』です。
MGというメーカーを存じ上げない方がいらっしゃるかもしれないので簡単に説明させていただきます。
MGとはかつてイギリスで誕生した自動車メーカーで2005年に紆余曲折合ったものの倒産し、現在は中国の上海汽車グループ傘下に属しています。1980年までは主に2座のオープンカーを主力とし、世界中、中でも北米で人気を博しました。私の愛車であるMGBも生産台数の9割は北米へ輸出されており、そのためほとんどの個体が左ハンドル仕様です。
この車は初めて自分で選んで購入した車で、ある意味私のファーストカーです。
ではなぜ私がこの車を購入したのかというと、以下の4つの条件で車を探していたからです。
- 古い車であること(いろんな意味で今しか買えないから)
- オープンモデルであること(NAロードスターに初めて乗った時に”目覚め”てしまったから)
- 大きすぎないサイズ感であること
- 部品が流通していること
特に上2つの理由は私の”こだわり”でした。
まず古い車という条件の理由は、20代独身の今を逃すと次に古い車を購入するチャンスが来るのは何十年後になるかわからない。また、その時には手の届かない価格になっている可能性が高い。という理由です。
そしてオープンモデルという条件。これは上記の通り、私がはじめて”オープンカー”を体験した時の感動。そしてその後、NDロードスターを試乗した際に日光を浴びた私の体にセロトニンが滝のように分泌され、心身ともにリフレッシュし多幸感に包まれた感動を忘れられなかったからです。(もはや合法ド〇ッグ)
これらの条件にぴったり当てはまる車がMGBだったという訳です。
部品もたくさんあり、構造もまさにプリミチブそのものなため、意外と壊れても何とかなります。もちろんお金はどんどん溶けていきますが・・・
またクーラーなどという快適装備はおろかバルクヘッドを貫通してエンジンルームの熱が足元に容赦なく入ってくるため、気温25度を超えるとつらいモノがあります。しかしそんな時期は早起きして交通量の少ない早朝に乗れば解決しますし、その帰りに喫茶店に寄ってテラス席で愛車を眺めながらモーニングを食べれば最高の休日になると思いませんか?
購入してみれば意外と何とかなる(かもしれない?)魅力たっぷりのクラシックカーの世界へ、一緒に清水ダイブしませんか?