ヴァイザッハパッケージは4ドア2シーター!？
ポルシェは3月11日、BEVスポーツモデルの「タイカン」の頂点に立つハイパフォーマンスグレード「タイカン ターボGT」を世界初公開しました。
「タイカン ターボGT」は、タイカンの走行性能をさらに研ぎ澄ました新しいスポーツフラッグシップモデルです。より強力なパルスインバーターを装備し、最大出力は788hpを発生。ローンチコントロール使用時は1033hp、ブーストモード使用時は2秒間に限って最大1108hpを発揮します。
0~100km/h加速は「タイカン ターボGT」が2.3秒、ヴァイザッハパッケージを装着した場合は2.2秒で、「タイカン ターボS」よりも0.1～0.2秒速いパフォーマンスを誇ります。また、0~200km/hまでの加速は「タイカン ターボGT」が6.6秒、ヴァイザッハパッケージが6.4秒で、「タイカン ターボS」より最大1.3秒速くなっています。
リアアクスルに搭載されるパルスインバーターも性能向上が図られています。「タイカン ターボS」が最大電流600Aであったのに対し、「タイカン ターボGT」では、最大電流900Aのパルスインバーターが使用されています。これらによって向上したトルク値を受け止めるべく、変速比とギアボックスの堅牢性も改善され、最大トルクは1340Nmを発揮します。また航続距離はWLTPモードで最大555kmとなっています。
日本市場では既に予約受注を開始しており、価格はターボGT、ヴァイザッハパッケージ装着モデルともに3132万円となっています。
