まずはBEVの「e-5008」から正式発表
プジョーは3月20日、3列シートSUV『5008』のBEVモデルである『e-5008』を欧州で発表しました。
新型『5008』は、ステランティスの新世代EVプラットフォーム「STLAミディアム」を採用。BEVモデルのグレードとしては、モーターの最大出力が210hp、もしくは230hpの「ロングレンジ」、さらに320hpの「デュアルモーター4WD」の3種類を用意。航続距離は、セグメント最高の660kmに到達するとしています。
新型『5008』は、新型『3008』から始まったモダンで洗練された新世代のインテリアが特徴的です。最大7人まで乗れる設計となっており、3列シートへのアクセス性も追求されています。
また「パノラマi-Cockpit」が採用されており、ヘッドアップディスプレイと中央のタッチスクリーンを組み合わせた21インチのHDパノラマスクリーンが搭載されています。さらにこのスクリーンには浮遊感を強調するために、アンビエントライトがスクリーンの下に配置されています。
3列シートSUVでBEVというのは、なかなか希少な存在ですが、もちろん「Power of choice」を掲げているプジョーですので、BEV以外にもMHEVやPHEVの設定もあります。
また、全長が現行の4640mmから4791mmに延長されたことにより、リアに余裕ができたため3列目の居住性も高くなったと予想されます。家族のための大人数乗車ができるクルマがほしい!でも、デザインや走りは譲れない!という全国のお父様!新型『5008』を注目して損はないかもしれません。