オーナーの愛が詰まりまくったトヨタ 初代プリウス(NHW11)を車大好き高校生が取材!!

みなさんこんにちは!クルマ大好き高校生のしおんです。
今回は僕と同じく三重県在住のhiroki99zさんの11プリウスを取材してきました!
ひろきさんはお祖父様の11プリウスを引き継ぎ、更に去年からセカンドカーとしてもう一台11プリウスを所有している初代プリウス愛がすごい方です…!

ということで、今回はひろきさんの愛が詰まった2台の11プリウスを紹介していきます!

革新的なエクステリア

まずはボディサイズから!全長4310mm×全幅1695mm×全高1490mmです。
後継の20系から拡幅されて3ナンバーサイズ化されたため、初代はプリウス唯一の5ナンバーモデルです。

特にフロントのデザインが個性的ではないでしょうか!
フロントグリルとボンネットが一体となっているのは当時としては珍しいですよね。このデザインも空気抵抗の減少に寄与しているとか…

またボディの形状も今のモデルとは違って少しずんぐりとしていますが、燃費向上のためにコンピュータ解析をして、空気抵抗と居住性を両立するためにこの形状になったそうです。とにかく低燃費にこだわっていますね!

先進的なインテリア

当時としては珍しいセンターメーターの採用や、左右対称に近いインパネの形状は今でも先進的に感じます。
また初代プリウスはエレクトロシフトマチックではなくコラムシフトが採用されています!そのような点からも、いい意味でプリウスらしくないと感じました…!

それと個人的に感動したことは乗り降りのしやすさです。
1490mmと全高は低めですが、ドアの開口部が広いので思っている以上に乗り降りがしやすいと感じました。これも、初代プリウスに採用されている「ヒューマンパッケージ」によるものですね!

現行車にはない走りのフィーリング

駆動ユニットは「THS」と呼ばれる機構を採用。72馬力を発生させる1.5L直列4気筒エンジン+45馬力を発生させるモーターが搭載されています。
決して「加速が強烈だ」とは言えませんが、踏めば十分加速するようで横乗りしていても不満は全くありませんでした。

そして走りで感じたことはサスペンションの柔らかさです。以前クロスビーの記事でもサスペンションの柔らかさに触れましたが、11プリウスはシャシーの剛性が高くバランスが取れているので快適な乗り心地です。

そしてやっぱり静粛性も高いので、気づかぬうちに寝てしまいそうになります(笑)
現行車はスポーティーな走りの車種が多いですが、この年代のトヨタ車は心地よく乗れる、そんな印象です。

そしてプリウスに乗ったなら必ず触れておかなきゃいけない燃費です!カタログ燃費は前期型が29.0km/L、後期型が31.0km/Lとなっています。取材させていただいた日は炎天下でエアコンも風量マックスで効いておりましたが、それでも20km/Lを前後するくらいの燃費でした。

灼熱でしたがなんとか20km/Lを維持…

皆さんは当時11プリウスがいくらで販売されていたかご存知ですか?
答えは「218万円」!
当時の同クラスのセダンの相場を考えると少し高めですが、「1台売るたびに200万円の赤字が出る」とトヨタ内部で声が上がっていたそうです…

今回取材させていただいたときに初代プリウスの開発秘話の本も読ませてもらいましたが、やっぱり世界初のハイブリッドシステムを搭載するというのはとても難しいことだし、それを赤字覚悟で販売するというトヨタの魂もすごすぎると感じました。

そんな初代プリウスは2022年に【歴史遺産車に認定されています!そのことももっと多くの人に知ってもらいたいし、個人的に初代プリウスに興味を持ったのでこれからも追っていきたいと感じました!

今回取材にご協力いただいたひろきさん、ありがとうございました!これからも良きプリウスライフを!
最後までご覧いただきありがとうございました!

取材協力:hiroki99z様(X:@hiroki99z Instagram:@hiroki99z

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Editor

同世代の車好きをもっともっと増やしたいという思いのもと、各種SNSで車の魅力を発信している高校一年生です!
将来所有したい車は日産 キューブキュービックとマツダ MAZDA6ワゴン!
家車はちょっと変わった色のスズキ クロスビー。