生活に寄り添うオールラウンダーSUV
フォルクスワーゲングループ傘下で、チェコの自動車メーカーであるシュコダは3月15日、2025年の発売を予定するBEVの小型クロスオーバーモデル「エピック」を世界初公開しました。
今回公開された画像はデザインスタディモデルとされていますが、その完成度の高さから市販モデルと大きく変わらないとみられています。また、全長4.1メートルというサイズは、フォルクスワーゲンの「ID.2」に近しいため、基本コンポーネントは共有されると予想されます。
エクステリアは、シュコダのデザイン言語である「モダンソリッド」を表現したものとなっています。また、従来のフライングアローエンブレムを廃し「SKODA」というバラ文字のエンブレムを前後に配置していることも新しいアプローチと言えるでしょう。
インテリアは、優れた機能性と素材の持続可能性を兼ね備えていることが特徴です。また、スマートフォンを介したデジタルキーによって車に触れずに車のロックを解除することも可能となっています。さらに、リアには490リットルのラゲッジスペースを備えているなど、コンパクトなボディながら高い実用性を備えていることもポイントです。
シュコダは、航続距離が248マイル(400km)以上であることを約束しており、スタート価格は、約2万5000ユーロ(約400万円)を目標にしているとしています。「エピック」の正式発表は2024年後半に行われ、年末までに注文が開始される予定です。