スタイリッシュSUVが大幅改良
日産自動車は4月17日、欧州市場で展開しているSUV『キャシュカイ』の大幅改良モデルを公開しました。
『キャシュカイ』は以前『デュアリス』という名称で日本市場でも販売されていましたが、現在は『エクストレイル』に統合され、日本未導入のSUVモデルとなっています。
新型「キャシュカイ」は、エクステリアデザインがアップデートされ、フロントグリルは全面的に刷新されました。グリルデザインは、日本古来の甲冑の鱗模様から着想を得たとしており、ハイグロスブラックで塗装された数十個の高光沢の立体的なエレメントで構成されています。
新しいヘッドライトには、アダプティブハイビームモジュールが搭載され、視認性を向上。メインレンズの下にあるデイタイムランニングライトは、5つの小さなレンズで構成され、昼間はヘッドライトを取り囲むように点灯します。
インテリアでは、新しいマテリアルとトリムによって質感を向上を図ったほか、センターディスプレイは12.3インチに大型化。そのほかにも、次世代アラウンドビューモニターやGoogle OSを搭載する最新のインフォテインメント「Nissan Connect」を採用するなど、利便性や安全技術を向上させています。
「N-Design」と呼ばれる新グレードも設定され、より個性が強まり、魅力を増した新型『キャシュカイ』ですが、日本市場への導入に関して公式のアナウンスはありません。程よいサイズ感とスタイリッシュなデザインを備えたSUVは、日本でも『エクストレイル』と『キックス』の中間を担うラインナップとして需要は高いように感じます。『デュアリス』の日本復活を期待せずにはいられません。