キャンピングカーもPHEVの時代へ
フォルクスワーゲンは5月7日、新型キャンピングカー『カリフォルニア』を発表しました。
今回の改良で『カリフォルニア』は、“6.1”にバージョンアップし、全グレードにポップアップルーフやスライドドアなどが標準装備となりました。
プラットフォームは、商用バンである『マルチバン』と共有しています。『マルチバン』と比較して、全長や全幅は拡大されたものの、全高は変わっていません。フォルクスワーゲンは新型モデルを、より広く、よりスマートで、より洗練され、より多用途で、より持続可能なキャンパーだと説明しています。
パワートレインは、2.0リッターのガソリンエンジン、もしくはディーゼルエンジンに加え、1.5リッターガソリンエンジン+モーターのプラグインハイブリッドモデルも新たに設定されました。
グレードは「ビーチ」、「ビーチ ツアー」、「ビーチ キャンパー」、「コースト」、「オーシャン」の5種類が設定されています。
インテリアでは、Cピラーにヒーターや照明など各種設定用のコントロールパネルが新たに設置されるなど使い勝手が高められました。また、グレードによってはシンクやコンロなどを備えたミニキッチン付きの仕様も用意されています。
日本市場への導入予定はありませんが、ユーザーの活動範囲を大きく広げ、ライフスタイルを鮮やかに彩ってくれるキャンピングカーに仕立てられています。