日本名は「ハイラックスサーフ」
トヨタ自動車は4月9日、『4ランナー』の新型モデルをアメリカで発表しました。
5世代目モデルとして登場した従来モデルは2009年9月に発表されました。4世代目モデルまでは、日本市場でも『ハイラックスサーフ』として販売されていましたが、5代目モデルから北米専用モデルとなり、日本市場には未導入の車種となりました。
15年ぶりにモデルチェンジし、6代目となった新型のデザインは、ミシガン州を拠点とするCALTYデザインチームが指揮しました。デザイナーは過去からインスピレーションを得ると同時に、未来にも目を向けたとしています。初代と2代目へのオマージュとして、ラップオーバークォーターガラスを復活。また、インテリアデザインではオフロード環境でも機能的なインターフェイスを追求し、操作性を高めています。
インパネ中央には、トヨタの最新技術を搭載したインフォテインメントスクリーンを採用。8インチまたは14インチのマルチメディアタッチスクリーンを装備しています。このシステムは、ワイヤレス接続の「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応。7インチのメータークラスターはベースグレードに標準装備され、上位グレードには12.3インチのデジタルメータークラスターが標準装備されます。
搭載されるエンジンは、2.4L直列4気筒ガソリンターボ「i-FORCE」エンジンで、最大出力278hp、最大トルク43.8kgmを発揮。トランスミッションは、8速ATを組み合わせています。
通常グレードに加えて、「TRDプロ」や「トレイルハンター」など、オフロードを意識したグレード展開がされる6代目『4ランナー』。タフでワイルドなスタイリングは、日本市場でも人気がありそうですが、現段階では日本導入のアナウンスはありません。