SUVブームの今こそ乗りたい超個性派SUVのススメ

こんにちはCanalです。

昨今のアウトドアブームに後押しされ、世界中で大人気のSUV。ここ日本でも、軽自動車のSUVからラグジュアリー志向の高級SUV、ラダーフレーム構造の本格派SUVなど、様々なジャンルのSUVが存在しています。

このように、大人気のSUVですが、SUVの中には、一癖も二癖もあるような、珍車SUVも多数存在。今回の記事では、一風変わった個性派SUVを5台ピックアップします!お気に入りのクルマを是非見つけてくださいね。

スズキ・X-90

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この”X-90”というクルマ、初めて知った時は度肝を抜かれました。他のクルマでは見たことないデザインで、理解が追い付かなかったからです。変過ぎます。車名の読み方から意味が、わかりません。(エックス・ナインティと読むそうです。ずっとエックス・キュウジュウだと思っていました、ごめんなさい。)

さて、この”X-90”が初めて登場したのは、今から30年前の1993年に開催された第30回東京モーターショー。同名のコンセプトカーが参考出品として発表されたのです。それが実際に市販化されたものが、1995年に登場しました、市販型の”X-90”です。

SUVのルーフ後端を傾斜させたクーペSUVは最近流行していますが、このクルマは2ドアかつ2シーターの3ボックスボディ。その車体にガラスルーフを装備したという、楽しすぎるクルマが”X-90”。

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ただの変なお遊びクルマかと思われがちな”X-90”、実は本格派SUVである点を忘れてはいけません。X-90のベースになったのは、初代「エスクード」。

このエスクードというクルマ、現行モデルはハイブリッドSUVで、エコカー的な印象が強いですが、初代モデルは全くの別物。ボディ構造が、一般的なモノコックボディではなく、本格派SUVが多く採用するラダーフレームで作られているのです。ちなみに、”X-90”には、2H-4H-4Lの切り替えが可能な、副変速機が搭載されており、オフロードでも余裕しゃくしゃく。

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また、ガラスルーフの屋根はTバールーフ構造になっているため、取り外しが可能。さらに、この取り外したルーフは、トランク内に収納することが可能。なんですか、このやりたいことを全部詰め込んだような、変なクルマは(もちろん褒めています)。超個性的デザインのボディに、本格4輪駆動とTバールーフを組み合わせたこのクルマ、まさに斬新で遊び心満載。ちなみに新車価格は136万円でした、安すぎる…。今だったら絶対実現しないであろうコンセプトのX-90、皆さんも乗ってみたくなったのでは!

三菱・パジェロ エボリューション

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1982年の初代モデル発売以来、世界中で高い人気を誇ってきた「パジェロ」。ダカールラリーでの活躍をフィードバックさせた、高い耐久性や信頼性が、その人気の理由の一つ。そして、そのダカールラリーのレギュレーション変更に対応するべく、三菱自動車が市場に投入したのが、”パジェロ エボリューション”。三菱のエボリューションは「ランサー」だけではありません、クロカンSUVの「パジェロ」にもエボリューションがあったんです。

ベースとなったのは、2代目パジェロの2ドア車。そこにボディ剛性のアップやハイパワーエンジンの搭載、軽量化などの「エボリューション化」が施されました。

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「エボリューション」という名前を聞いて、気になるのはエンジンですよね。”パジェロエボリューション”に搭載されているエンジンは、最高出力280ps/6500rpm、最大トルク348Nm/3000rpmを発揮する、新開発高性能エンジン3.5L MIVEC。三菱独自の可変バルブタイミングリフト機構と可変吸気機構を備えたものでした。

ボディ全体で印象的なのは、全体に大きくまとったエアロパーツとオーバーフェンダー。このオーバーフェンダーにより、標準車比で90mmの拡幅がなされていました。純正でこのオーバーフェンダーは凄いですよね。オーバーフェンダーの理由は、操縦性の向上のために、標準車の1480mmから1590mmに広げられた、ワイドトレッド化と、標準車とは異なる、4輪独立サスペンションの採用にありました。

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それにしても、今どきこんなにゴツゴツした厳つい見た目のSUV、どこにも売ってないですよね。燃費などをはじめとする、経済性の高さが強く意識される昨今の自動車業界ですが、それと対極に位置するような、ラリーの王者”パジェロエボリューション”。是非みなさん乗ってみてくださいね!

フォルクスワーゲン・トゥアレグ W12

フォルクスワーゲン初のSUVとして、2003年に発売された”トゥアレグ”。初代「ポルシェ・カイエン」とプラットフォームを共用する兄弟車だったことは、多くの方がご存じだと思いますが、その”トゥアレグ”にカイエンより更に大きなエンジンを搭載した、化け物グレードが存在していました。”トゥアレグ”に12気筒エンジンを積んだ、”トゥアレグW12”です。

天才エンジニア、フェルディナンド・ピエヒ氏が社長だったころに生まれた、奇異なこのモデル。当時のフォルクスワーゲンには、「ゴルフ」に3.2L V6エンジンを積んだ「ゴルフR32」や「パサート」に4.0L W8エンジンを積んだ「パサートW8」など、実用車に大排気量エンジンを搭載するという、今では考えられないようなモデルが、多数ラインナップされていました。その中のトップレンジとして、トゥアレグに「ベントレー・コンチネンタルGT」などにも搭載されていた、6.0L W12エンジンを搭載したモンスターSUVが君臨していたのです。

このW12エンジンの最大の特徴は、フォルクスワーゲン独自の15度の挟角バンクのV6エンジンを72度の角度で2基搭載した点にあります。このことにより、12気筒エンジンとしては、世界最小クラスに軽量でコンパクトなエンジンに仕上がりました。V8エンジン並みのサイズで12気筒を実現したのです。

そのエンジンは、最高出力450ps/6000rpm、最大トルク600Nm/3300rpmというビッグパワーを叩き出しました。もはやSUVの皮を被ったスーパーカーと言っても過言ではありませんよね。同じハイパワーSUVでも、AMGやBMWのM系とは違った雰囲気を醸し出すトゥアレグW12、個人的にとてつもなく惹かれてしまいます。維持費には目をつぶりましょう。

ちなみに、この他にもトゥアレグには、”トゥアレグR50”というスペシャルモデルが存在していました。

こちらは5.0L V10ディーゼルターボエンジンを搭載したモデルで、燃費にも配慮したもの。とはいえ、最高出力350PS/3500rpm、最大トルク850Nm/2000rpmを叩き出す、超パワフルなSUVでした。最大トルク850Nmという数値のインパクトは強烈ですよね。残念ながら日本では販売されませんでしたが、非常に興味のある一台です。

ルノー・セニックRX-4

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ルノーのCセグメントハッチバック、「メガーヌ」のプラットフォームを用いたミニバンが「セニック」ですが、その「セニック」をベースに、SUVに仕立て上げたモデルが「セニックRX-4」です。1990年代後半、ヨーロッパでSUV市場が急成長していたことに合わせ、ルノーが市場に投入しました。この派生SUVモデルの”セニックRX-4”発売当初は、少量生産で製造されており、通常の「セニック」の生産が1800台/1日だったのに対し、”セニックRX-4”は、200台/1日という生産数でした。

フランス車では珍しい、フルタイム4WDの”セニックRX-4”。その機構は、ビスカス・カップリングをセンターデフとして活用するオーソドックスなもの。副変速機などの本格的な機能は持たない仕組みですが、実はこの4WDシステムを設計したのは、「メルセデスベンツ・Gクラス」の生産を請け負っていることで有名な、オーストリアの「シュタイア・ダイムラー・プフ」。そう考えると、”セニックRX-4”というクルマ、意外と本格派SUVなのかもしれませんね。

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こうした専用設計が多くなされている”セニックRX-4”は、通常の「セニック」と比べて、全高は120mm、ロードクリアランスは90mm上がっています。また、”セニックRX-4”は、通常のセニックとは異なり、リヤゲートにスペアタイヤが固定されていますが、これはリヤに新たにデフを搭載した影響で、通常の「セニック」と同位置にスペアタイヤが搭載できなくなってしまったため。このような様々な専用設計を見ると、セニックRX-4というクルマが、いかに気合が入って、作られていたかが窺えますね。実は、サスペンションのセッティングも通常の「セニック」とは別物です。

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そして、ボディ全体のデザインが、フロントからボディ側面、リヤにかけて、大部分が樹脂で覆われているのが特徴的な”セニックRX-4”。実際、中身は別物なのですが、外観デザインからもぱっと見で通常の「セニック」とは、全くの別物であると判断できますね。ちなみに、筆者が次の愛車候補で、非常に気になっているクルマです…。

シトロエン・C4カクタス

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”C4カクタス”が本国で発表されたのは、2014年2月5日のことでした。シトロエンの創業者、アンドレ・シトロエンの誕生日に発表されたのです。シトロエンの原点回帰のような印象を受けますね。日本では、翌年の2015年の東京モーターショーで初披露され、2016年10月に限定200台で発売されました。

発売後は2週間で即完売した”C4カクタス”ですが、そのボディカラーの内訳は、ブランパールナクレ(60台)、ブルーラグーン(50台)、ハローイエロー(50台)、ルージュアデン(25台)、ノアールオブシディアン(15台)の計200台。ですが、あまりの人気から、年明けに100台追加の発売が決定し、新たなボディカラーとして、バルティックブルー(35台)が日本に導入されました。

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”C4カクタス”の一番の特徴は内外装のデザイン。2015年のワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞した”C4カクタス”。そのデザインを一言で表すと、独創的。ボディ全体が、曲線と直線で綺麗に融合された”C4カクタス”のデザインは、奇抜ともとれますが、どこか心惹かれるものがあります。

デザイン上の特徴は、まず何と言っても、ボディ側面のエアバンプ。ボディカラーに合わせて、4色展開で構成されるエアバンプですが、中身はポリウレタン製でできており、空気が内包されています。そして、時速4km/hまでの軽い衝撃であれば、衝撃を吸収することが可能。デザイン上のアクセントだけでなく、車体保護にも役立っているのです。

一方、内装は個性的ながらも、比較的シックな印象を受けます。

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現地価格が1万ユーロ台で購入できたことを考えると、シンプルなのも当然かもしれません。しかし、グローブボックスやドアグリップにはスーツケースをモチーフにした意匠が施されており、シンプルながらも、洒落っ気があって素敵ですね。

また、液晶メーターやセンターディスプレイなどの最新機能は装備されているにも関わらず、どこかクラシカルに感じるのは面白いところです。

まとめ

デザインが個性的なSUVやハイパワーなSUVなど、4車種を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。今回ピックアップした車種以外にも、いすゞ・ミューやホンダ・エレメント、フィアット・パンダ4×4など、紹介しきれなかった個性派SUVはまだまだたくさんあります。洗練された都会派SUVが人気の今、こうした個性派SUVに乗ってみるのも、面白いのでは??

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Editor

ルーテシア2からトゥインゴ・ゴルディーニR.S.に乗り換えた大学生。欲しいクルマが多すぎて困っています。