維持費の”なんとなく”をなくす!愛車管理アプリ「ノリログ」がApp Storeで配信開始へ

クルマを所有していると、日々の楽しさの一方で、どうしても気になってくるのが維持費。燃料代やメンテナンス、各種費用など、ひとつひとつは把握しているつもりでも、時間が経つと「結局どれくらいかかっているのか」が曖昧になりがち。

中には「ガソリンなんて燃やしてなんぼ!必要経費!」という考えの皆様もいらっしゃいますが(編集部員は大体がこんな感じです(笑))昨今の燃料費急騰にはヒィヒィ言ってるのも事実。実際に毎月・毎回どれくらい給油をしているのか?など、大体は頭の中にあるのですが、明確には分かっていない方が多いのではないでしょうか?

そんなカーオーナーの“見えにくい負担”が、目に見える形で・分かりやすく、かつカーライフをより一層楽しむことができるアプリがリリースされました。

その名も「ノリログ」です。

正規リリース前から大注目!!

そのポストは115万インプレッションも獲得。多くの人が興味を持っていることが目に見えてわかる

開発者である、ぷら。氏が3月初めにXへ投稿したアプリの開発中カットが、なんと2000リポスト・18000いいねの大バズり。

多くのユーザーが「こんなアプリが欲しかった」という反応を見せ、中には海外から自身の言語にローカライズをしてリリースして欲しいという意見まで出るほどに、自動車関係の話題をさらいました

ここまで使いやすい”クルマの家計簿”はなかった

維持費というテーマは、クルマ好きにとっては重要な要素の割に、後回しにされやすい領域でもあります。車両本体の価格やカスタム費用には目が向きやすい一方で、日常的に積み重なるコストは感覚で捉えられてしまいがちです。だからこそ、それをきちんと記録し、見える形にして、さらに先を見据えてシミュレーションできるという設計は、実用性の高いアプローチなのではないでしょうか。

クルマを趣味にしている皆様はもちろんのこと、クルマをモビリティとして、生活の一部として活用している方も「クルマの家計簿」として活用でき、今まで目に見えづらかった支出なども明確になりますね。

遊び心のあるUIもノリログの魅力

ノリログの面白さは、単なる”クルマ関係の支出記録アプリ”ではなく、カーライフをより賢く・楽しく楽しむための視点を与えてくれる仕掛けがたくさんあります。

例えば、現在の愛車を走行距離を「地球までの距離」や「月までの達成度」で表したり、使用したガソリンの量を「お風呂の杯数」でイメージできたり、今月かかった車への経費の合計を「スターバックスだったら何杯分?」「お昼ご飯だったら◯食分」などなど、普段あまり例えない例えで分かりやすく教えてくれたりと、UIにもこだわりが見えます。人によっては卒倒してしまうくらいの金額になってたり…奥さんに見せたら肩身の狭くなる可能性のあるくらいに車に愛情をかけている人など出てきそう…(編集部員は大体がその類の車好きです(n回目))

開発者インタビュー|”維持費管理”からカーライフをもっと楽しく

ここまで見てきた通り、ノリログは単なる“記録アプリ”ではなく、クルマにかかるお金ともう少し前向きに向き合えるようにしてくれるアプリです。
しかも、ただ便利なだけではなく、思わず「なるほど、そう見せるのか」と感じるような遊び心もしっかり入っているのが面白いところ。

では、そもそもなぜこのアプリを作ろうと思ったのか。
そして、どうして“維持費管理”という、一見すると地味だけれど実はかなり大事なテーマに着目したのか。
ここからは、開発者のぷら。氏に、ノリログに込めた想いや開発の裏側について聞いてみました。

Q1.「ノリログ」を作ろうと思ったきっかけを教えてください

自分自身がホンダ・シビック(FD2)とBMW・318isの2台にに乗っていて、給油代は把握していても車検や保険、駐車場まで合わせると「年間いくらかかっているか答えられない」ことに気づいたのがきっかけです。既存のアプリを探してみたのですが、記録・集計にとどまるものが多く…「もっと自分が使いたいものを作ろう!」と思いました。

Q2. “維持費管理”という少し現実的なテーマを、アプリとして形にするうえで意識したことは何でしたか?

無機質な、ただの「家計簿アプリの車版」にはしたくなかったので、車好きが使いたくなるデザイン体験を最優先にしました。維持費管理は地味なテーマですが、楽しくデータの統計ができたり、愛車の写真を背景に設定できたり、UIの面でで高級感を出したりすることで、開くたびに気分が上がるアプリを目指しました。

Q3.ノリログを通じて、ユーザーに一番届けたい価値は何ですか?

維持費の「なんとなく高い」をなくすことです。車にかかるお金は給油代だけではなく、保険・税金・ローン・駐車場など多岐にわたります。それを一か所に集めて可視化することで、漠然とした不安が具体的な数字に変わる。その瞬間をユーザーに届けたいと思っています。

Q4.”維持費を見える化する”ことで、ユーザーにどんな変化が起きてほしいと考えていますか?

車にかかるお金を把握することで「もっと自由に、もっと楽しく乗れる」ようになってほしいと思っています。維持費が見えると、次のドライブの計画が立てやすくなったり、乗り換えのタイミングを自分でコントロールできるようになります。「なんとなく不安」が「ちゃんとわかっている安心感」に変わることで、愛車との時間をより前向きに楽しめるようになってほしいです!

Q5.UIや見せ方にはかなり遊び心がありますが、こうした表現はどのように考えていったのでしょうか?

車好きが「かっこいい」と思えるデザインを追求しました。iOS 26のすりガラス表現(Liquid Glass)や愛車写真のスライドショー機能や背景にできるカスタム機能など、「実用的だけど美しい」を両立することを意識しています。維持費管理という地味なテーマだからこそ、デザインで差別化できると考えました。

Q6. 開発の中で、特に苦労したポイントはどこでしたか?

カテゴリごとの「記録入力UIの設計」です。給油・充電・保険・車検など、カテゴリによって入力項目がまったく異なるため、それぞれに最適化しながら統一感を保つのが難しかったです…。また、ガソリン車だけでなく、EV・PHEV・FCVなど多様な動力源に対応しながら燃費・電費及び税率などを正しく計算する処理も試行錯誤しました。

Q7.逆に、「ここは特にこだわった」という部分があれば教えてください

ホーム画面の「車両カード」です。愛車の写真を”グラデーションオーバーレイ(=画像の上に色彩が変化するフィルターを重ねる表現)”で美しく表示し、今月の費用と走行距離をひと目で確認できる設計にしました。写真は複数枚登録してスライドショーで表示できるので、お気に入りのショットを“そのまま飾っておける感覚”で使えます。複数台を管理している場合も、スクロールするだけで全車両の状況を把握できます。開くたびに「自分の愛車の記録」という実感を持てることを大切にしました。

Q8.ベータ版を公開してみて、印象的だったユーザーの反応はありましたか?

ベータ版のテスターが公開から数日で1000人を超えたことに驚きました。「ずっとこういうアプリを探していた」というフィードバックが多く、自分が感じていた課題は自分だけではなかったと確信しました。また、EV乗りの方からの反応も多く、電費管理への需要の高さを実感しました。

Q9.ノリログは、特にどんなカーオーナーに使ってほしいアプリですか?

愛車に愛着を持っていて、維持費をきちんと把握したいと思っているすべてのカーオーナーに使ってほしいですね。特に複数台持ちの方や、EVとガソリン車を併用している方には、まとめて管理できる点でお役に立てると思います。

Q10.逆に、「こういう人ほど一度使ってみてほしい!」という層はありますか?

「車にいくらかかっているか、正直よくわかっていない」という方にこそ使ってみてほしいです。漠然と「維持費が高い」と感じている方が数字として把握することで、驚くほどすっきりすることがあります。また、乗り換えを検討中の方にも、現在の維持費を可視化した上でシミュレーターで比較できるので参考にしていただけると思います。

Q11.今後追加したい機能や、アップデートで広げていきたい部分はありますか?

直近ではiPad最適化・ウィジェットを予定しています。また『レシートを読み込んで記録を自動追加するAI機能』も開発中で、記録の手間をさらに減らしたいと考えています。Android版の展開もできるだけ早く進めたいと思っており、より多くのカーオーナーに使っていただけるよう積極的に取り組んでいきます。​​​​​​​​​​​​​​​​

Q12.今後の展望について、現時点で考えていることがあれば教えてください

クルマ好きの方々に限らず、まずは日本のカーオーナーにとって「車を持ったら入れておくアプリ」として定着させることが目標です。維持費の可視化にとどまらず「愛車との長い付き合いを記録・振り返れるプラットフォーム」に育てていきたいと考えています。個人開発ならではのスピード感で、ユーザーの声を反映しながらアップデートを続けていきます。

「車のハンドルを握る全ての人」に使って欲しい

維持費の比較をはじめ、さまざまなツールも追加予定※画像は開発中のイメージです

お金の流れが見えるようになれば、今のクルマとの付き合い方を見直すきっかけにもなるはずですし、これから車検や整備・乗り換えなどを考える人にとっても、さまざまな判断材料を整理する助けになるのではないでしょうか。

数字が見えるということは、「使い過ぎているから節制しないといけない」などのネガティブな集計ではなく、納得してクルマと向き合っていくための要素としての側面があると思います。今後もさまざまなアップデートが行われる予定ということで、クルマ好きとしても今後の進化に注目したいアプリケーションの1つです。

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Editor

セイタローのアバター セイタロー 代表/編集長

CarBoonを含め、自動車関係のウェブサイトをいくつか運営してたり色々やっている代表。物心ついた時から車好きで、3歳の頃には通り過ぎる車の名前を全て言えたと言います(家族談)